太鼓の革が破れてしまった場合の修理…どうすればいいの?

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太鼓の革が破れてしまった場合…どうすればいいの?

太鼓を打っていると、いつかは破れてしまう革。
そう、革は消耗品なのです。

この記事では太鼓が破けてしまった時の応急処置と,
その後どうすればいいのかをまとめました。

幼稚園、保育園、またはお寺や神社などで使用している太鼓の革が破けてしまった時に参考にしていただければと思います。

太鼓の革の耐久性は?購入してどのくらいで破ける?

まず気になるのが、「太鼓の革はどのくらいで破けるの?」というところだと思います。

この基準は非常に難しく、打っているバチの木材の種類や形、週にどのくらいの日数打っているか、どのくらいの時間打っているか、太鼓を使用しているところの環境(湿度など)で変わってまいります。

目安として弊社が運営している和太鼓教室で使用している太鼓がどのくらい持っているか紹介させていただきます。

ほぼ毎日、1日中使用して2~3年は持っており、
長いものだと5~10年は破けずに使用できております。

ですので、2~3年をまずは一つの目安として持っていただければと思います。

※あくまで目安です。打ち方やバチの形などでもっと早く破けてしまう場合もございます。

太鼓の革が破ける原因は

「なんで太鼓は破けるの?」と思われると思います。破ける原因はいろいろありますので、下記に一例をまとめさせていただきました。

使用年数により破ける

革は消耗品なので、バチで打ち込んでいると当然、革が薄くなっていきます。
薄くなれば耐久性がなくなり破けてしまいます。

少しの傷から破ける

太鼓の革の部分をどこかにぶつけたり、硬いものやとがった物を革の面に落としてしまったりして傷がついた場合、太鼓の革は引っ張って張り付けているため、その小さな傷から破けていったり、バチで打ち込んだ時に一気に破けてしまう場合があります。

また、ささくれたバチで打っていても傷がつき、小さな傷がついてしまう場合もございます。

乾燥で破ける

エアコンなどの風が直接あたるところで保管していたり、演奏・練習したりしていると革が乾燥しすぎてしまい、破けてしまう場合があります。
乾燥しすぎると、バチで打たなくても、気が付いたら破けている……なんてこともあるようです。

破けないようにするための注意事項

では、破けないようにするにはどうしたらいいのか・・・。
下記の点に注意いただければ、比較的に長くご使用いただけると思います。

・ささくれたバチを使用しない。
・エアコン等の風が直接当たるような場所に太鼓を置かない。
・太鼓が濡れた場合、ドライヤーなどでは乾かさない。

太鼓が雨など水で濡れてしまった場合はドライヤーを使用したり、扇風機の風を直接あてたり、直射日光で乾かしたりせず、日陰の風通しが良いところにおいて乾燥させてください。

破けてしまったらどうしたらいいの?

大切に使用していてもいつかは破けてしまう革。
実際に破けてしまったらどうしたらいいのか。

革が破けたけどすぐに使用する予定がある!

こういった場合は応急処置で対応するしかありません。応急処置は専門的な道具はいらず、ガムテームがあればできます。
(破け方によっては応急処置ができない場合もございます)

見かけは悪くなりますが数日後に使用する予定があるという場合は、おそらくこの方法しかありません。

貼り方は破けた部分をカバーするように下の写真のように貼ってください。

1~5の順番でテープが少しかぶるように貼っていってください。

革の張替えをお店に依頼する場合は?

革張替えにはどのくらいかかるのか?

お店にもよるのですが、2週間から1か月はみていただいたほうがいいです。

価格は?

こちらもお店によるのですが、1尺5寸(鼓面直径45cm)で片面10万円程度はかかります。
両面張替えになると割引などもある場合がございます。

修理に出す前に確認しよう

革張替えをお店に依頼する前に、唄口の欠けなどがないか確認しましょう。
(胴と革の接点を唄口といいます)

唄口が欠けている場合は修復しないと張替えができません。
唄口修理は基本的に革張替え価格とは別になりますので、なるべく修理に出す前に確認しましょう。
修理に出す前に正確な費用を把握しておくと安心して修理にだせます。

環、環座を交換するなら革張替えの時がおすすめ!

大体別料金になってしまうと思いますが、環、環座を交換するときは革を外した時しか行えませんので革張替えの時に依頼することをおすすめいたします。

音の指定ができる!?

お店にもよるかもしれませんが、音の指定がある程度できます。
お祭りで使用される太鼓の場合は、お祭りによっては低く「ど~~~ん」と響く音を好まれる場合がありますので
その場合は「音は低めに仕上げてほしい」などの依頼が可能です。

修理依頼から戻ってくるまでの流れは?

1、まずは写真をメールで送るか、実物をお店に送り見積もりをしてもらいます。実物を送る場合、送料はお客様負担の場合が多いです。
(見積後修理の場合、返送時の送料はお店が負担の場合が多いと思います)

2、写真や実物を見て、お見積りし、お客様に金額をお伝えします。

3、お見積金額でOKであれば、張替えに取り掛かります。

4、2週間から1か月程度で張替えが完了し、お客様へ返送をさせていただきます。

太鼓の胴が壊れた場合の修理・修復は?

唄口のみの修復ではなく、胴全体が古くなりボロボロになった、この場合修理は可能なのか?と、いう場合もあると思います。

その場合、くり抜き胴ですと修理できる場合が多く、特にケヤキの胴はきれいに修復できる可能性が高く、修復することをオススメします。
(捨ててしまう方もいらっしゃるみたいですが、非常にもったいないです・・・!)

実際にお寺などで放置されていた100年前の太鼓も修復することにより綺麗にすることができます。購入するより圧倒的に安く済みます。

革は破けてないけど、緩んできて音が・・・

破けた以外にも、革が緩んでしまった場合は引っ張り直しというのが可能です(耳付きの革の場合)。
革が緩んで音が低くなりすぎた、等のお悩みの方は「引っ張り直し」で依頼すると、張替えよりは安くすみます。

桶胴太鼓や締太鼓の革が破けた場合

上記説明は長胴太鼓の革についての説明です。
革が破ける原因や応急処置の方法等は一緒ですが、革張替えはせず、買い替える場合がほとんどです。
(締太鼓や桶胴太鼓の革は鉄製のリングに革を張り付けているのですが、そのリングに張替えをする方もまれにいらっしゃいます)

太鼓屋さんや和楽器屋さんでは交換用の締太鼓革や桶胴太鼓用革を販売しております。
ただ、メーカーにより合う合わないがありますので、メーカーがわかれば同じメーカーのものを購入し、わからない場合は購入前に問い合わせたほうがいいです。

最後に

以上が革張替えについての記事でございます。
不明な点があればコメントをお願いしますm(_ _)m

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