約1300年の歴史を持つ、世界最古のオーケストラとも言われている「雅楽」。昭和30年には重要無形文化財にも指定されました。その雅楽で使用する管楽器を製作したり修理する技術は、雅楽管楽器製作修理という名称で国や京都府において選定保存技術に選定されています。

 山田雅楽器について

山田雅楽器の歴史

雅楽は京都では宮中を中心に伝承されてきたため、誰でも行うことができず、山田家もひそかに雅楽器製作をに従事しておりました。明治6年大政官布告に従い、民間にも許されるようになり、初代山田幸治郎が公家との付き合いもあり、山田雅楽器の看板を掲げるようになりました。

4代目仙太郎氏、5代目全一氏は「雅楽管楽器製作修理」技術により(国)選定保存技術保持者に認定されております。

山田雅楽器で製作された楽器は博物館への収蔵や、コンクール等での優秀賞の受賞だけでなく、京都市からの依頼で制作することもありました。

・1977年に国立民族学博物館に三管が収蔵。
・1978年に京都府立総合資料館に笙、高麗笛が収蔵。
・1981年京都府第9回伝統工芸技術コンクールで優賞受賞。
・1985年京都市の依頼により三管を製作。
・1995年京都府伝統産業優秀技術者表彰。

その他、数多くの展示会への出品や、指導などを行っております。

現在は三管(笙、龍笛、篳篥)だけでなく能管、篠笛、笛筒、篳篥箱など幅広い製作領域を誇る、木竹工、漆工、金工など高度な工芸技術を身につけるとともに、宮内庁で身につけた演奏の指導も行っております。


 山田雅楽器の特徴

代々山田家は雅楽器(笙・篳篥・龍笛)などの笛類の制作に携わってきた家で、それを生業としております。基本的に木工から金工、漆芸、音の仕事、全工程を一人でこなし、鳴りだけでなく、姿形良しのものしか販売しないこだわりがあります。
また、能管に関しては今までの雅楽器製作の技術を活かして作成します。また、通常高い音がでやすい能管ですが、山田家の能管は高い音だけでなく、低い音も出やすいよう作られております。

山田家では品質を保持するために、煤竹などの材料を予め豊富に確保しております。また、素材をそのまま使用するのではなく、籐等の材料は独自の技術で色付けをして使用しております。
素材、製造方法にこだわり続けた結果、5代目山田全一氏は旭日雙光章(きょくじつそうこうしょう)受賞しました。旭日雙光章は技術が優れている企業の最高責任者などが対象の名誉ある章です。

 取扱商品一覧

 

  ※画像はイメージです

TOPへ戻る ▲